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日本焼肉の探究ユニット・ヤキニクエストが、実店舗「BEEF YAKINIKU DINING YAKINIQUEST(ビーフ ヤキニク ダイニング ヤキニクエスト)」を1月29日シンガポールに出店。日本焼肉のすばらしさを世界へ発信

ボートキーの路面に立地。牛のイラストで焼肉店であることをアピール
テーブル席と掘りごたつ席を用意。ゆったりと食事が楽しめるよう、席を広めに配置する
さまざまな部位を楽しんで欲しいと、2つのおまかせコースを用意
日本食としての焼肉を、世界へ発信したいとの想いを掲げる石田氏


焼肉を探究するメンバーにより結成されたユニット「ヤキニクエスト」の創設者である石田傑氏が、日本食としての焼肉のすばらしさを世界へ発信したいと、1月29日シンガポールに「BEEF YAKINIKU DINING YAKINIQUEST」をグランドオープン。まずはアジアで、日本焼肉を広めていく。
ヤキニクエストの主な活動は、ウェブサイト「YAKINIQUEST(ヤキニクエスト)」での全国焼肉店の情報発信だ。年に150店もの焼肉店を食べ歩く石田氏は、サイトを運営する傍ら雑誌への寄稿、ラジオ、TVへの出演など多様なメディアを使った焼肉の情報発信を行なってきた。飲食店経営は初の試みとなるが、これまで数多くの焼肉店を食べ歩き、習得してきた日本焼肉の知識をシンガポールで発信する。

石田氏がシンガポールで焼肉店を始めようと考えたのは、3年ほど前から。出店に関しては、前職の同僚であった、ヘンリーブロス株式会社の江嶋力氏へ協力を仰いだ形だ。「江嶋氏はシンガポールで居酒屋をやっているため、現地の情報を提供していただいたり、出店計画を立てるのに協力していただきましたね。また、和牛を扱うことが大前提でしたので、すでに江嶋氏が開拓していた空輸ルートに乗せてもらう協力体制を築いたのです」。

牛肉はA4~A5ランクのものを鹿児島、宮崎、佐賀、岩手などから入荷。産地は指定しないが、石田氏の好みであるサシの細かな“小ザシ”の肉を指定する。リブ、サーロイン、ヒレ、肩ロース、ランイチ、シンタマなどを揃え、部位ごとにカットや調味料を変えて提供する。また、シェフには東京でも指折りの名焼肉店「焼肉芝浦 三宿店」で料理長を務めた阿久津大樹氏を抜擢。石田氏と共にメニュー開発を担当する他、その部位に最適なカットを施すなど、職人の技術をいかんなく発揮する。

メニューは、多様な部位を少しずつ食べて欲しいと、98S$と120s$の2コースのみ。内容は、先付け、刺身(98s$の場合1品、120s$の場合2品)、塩焼き物3品(98s$の場合2品)、タレ焼き物2品、口直し、タレ焼き物2品、食事、甘味で構成する。焼き物は1人前160g前後のボリュームで、塩焼き物はゴマ油ニンニクやネギ塩など、部位とその日の肉の状態で味付けを変える。また、単品料理は、スジ煮込みやふろふき大根、コロッケなど和食メニューを揃え、あくまで日本食としての焼肉屋を提案する。

現在の来店客は、駐在の日本人が7割を占めるが「狙い通り」と石田氏。「まずは日本人に当店の焼肉を認めていただき、そこから現地の方々に広まればいいと考えています。最終的には現地の方々に日本焼肉の魅力を感じてもらい、日本で食べて欲しいという想いがありますね」。
まずはシンガポールで日本焼肉を知ってもらい、次はヨーロッパやアメリカなどへの進出も視野に入れているという石田氏。「焼肉を世界の言葉に!」というビジョンの実現化へ向けて動き出す。

店舗データ

店名 BEEF YAKINIKU DINING YAKINIQUEST
住所 48 Boat Quay Singapore, 049837
電話 6223-4129
営業時間 17:00~23:00
定休日
坪数客数 60坪 52席
客単価 S$170
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